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■FATHER JOHN MISTY | ファーザー・ジョン・ミスティ、4/8にリリースされるニュー・アルバム『CHLOË AND THE NEXT 20TH CENTURY(クロエ・アンド・ザ・ネクスト・20センチュリー)』より、シングル「Goodbye Mr. Blue」のビデオを公開。



Father John Misty - Goodbye Mr. Blue [Official Music Video]


先週、Father John Mistyは4月8日発売されるニュー・アルバム『Chloë and the Next 20th Century』より、ビタースウィートでテンダーなニュー・シングル「Goodbye Mr. Blue」をリリース。The Late Show with Stephen Colbertへ出演し、同曲をプレイしたが、本日、家族の再会を描いたNoel Paul(「Hollywood Forever Cemetery Sings」他)の監督による「Goodbye Mr. Blue」のビデオが公開された。ビデオは2021年9月にブルガリアのソフィアとその周辺で撮影された。New York Timesは「Goodbye Mr. Blue」について、「Josh Tillmanの鋭いリリシズムはしばしば頭を狙う。しかし、ここではまっすぐ心に向かってくる」と述べている。Tillmanは「That Turkish Angora is 'bout the only thing left of me and you(あのターキッシュ・アンゴラ猫だけが僕と君の唯一の名残だってこと)」と歌い、ペットの猫の死を通して、ゆっくりと、避けられない関係の終わりを表現してる。この曲は甘く、少し面白く、そして最終的には、Tillmanが「Don’t the last time come too soon(あんまりじゃないか、こんなにもあっけなく終わりを迎えるなんて)」と、ますます悲痛なリフレインを繰り返すように、破滅的なものとなっている。

Goodbye Mr. Blue

これで最後かもしれない
僕がこうして靴を履くのも
いつもの角に行ってあの薄汚い猫に高級な餌を買い与えてやるのも
あのターキッシュ・アンゴラ猫だけが僕と君の唯一の名残だってこと
そいつが今朝早くから鳴き声を上げて主張するんだ
あんまりじゃないか、こんなにもあっけなく終わりを迎えるなんて

1つ終わり、残り8つ
とはいえ、それもまた真実で
あんまりじゃないか、こんなにもあっけなく終わりを迎えるなんて

これで最後かもしれない
僕がこうしてベッドから出て
コーヒーをセットして
自分の言葉でその場を取り繕うとするのも
2人してよく寝転がって頭のおかしな連中のことを笑ってたね
何をそんなに必死になってるんだって
というか、自分の時間を削って仕事に費やしてるんだとしたら
何を以てして時間の無駄っていうんだろうね?
こんなにもあっけなく終わりを迎えるんだとしたら

ミスター・ブルーは僕の腕の中で息を引き取って
彼らにはなす術もなく
あんまりじゃないか、こんなにもあっけなく終わりを迎えるなんて

愛はいつか必ず君の元から消えてしまうから
誰が何と言ったところで
君がそれを実感することになるのは
すでに失われた後のことだろうから

これで最後かもしれない
こうして僕が君の隣に横たわるのも
あの猫のせいじゃないって言い切れる?
無理に答えなくたっていいよ
自分なりに落としどころを見つけるから
ただ
もしあの猫がもっと早くに消えていたら
去年の6月に僕達はよりを戻してたかもね
最後に会ったときが僕達2人の最後だったとしたら
あのとき僕が気づいてさえすれば
最後に会ったときが僕達2人の最後になると知っていたら
君に伝えていただろう
こんなにもあっけなく終わりを迎えるなんて

最後に会ったときが僕達2人の最後だったとしたら
君に伝えるべきだった
こんなにもあっけなく終わりを迎えるなんて

対訳: 竹澤彩子






2022.4.8 ON SALE[世界同時発売]

現代最高のシンガーソングライター、ファーザー・ジョン・ミスティことジョシュ・ティルマンの新作が完成。4年振りとなる自身5枚目のアルバム『クロエ・アンド・ザ・ネクスト・20センチュリー』、リリース。


■アーティスト:FATHER JOHN MISTY(ファーザー・ジョン・ミスティ)
■タイトル:CHLOË AND THE NEXT 20TH CENTURY(クロエ・アンド・ザ・ネクスト・20センチュリー)
■品番:OTCD-6852
■定価:¥2,400+税
■その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Chloë
2. Goodbye Mr. Blue
3. Kiss Me (I Loved You)
4. (Everything But) Her Love
5. Buddy’s Rendezvous
6. Q4
7. Olvidado (Otro Momento)
8. Funny Girl
9. Only a Fool
10. We Could Be Strangers
11. The Next 20th Century

Father John Misty - Funny Girl [Official Music Video]


●Father John MistyことJosh Tillmanは2018年の『God’s Favorite Customer』以来となる5枚目のアルバム、『Chloë and the Next 20th Century』を2022年4月8日にSub Pop(ヨーロッパはBella Union)よりリリースする。アルバムは2020年8月から12月にかけて作曲/レコーディングされ、Drew Erickson(Lana Del Rey、Weyes Blood他)によるアレンジメントがフィーチャーされている。Tillmanは長年のコラボレーター、Jonathan Wilson(Conor Oberst、Bonnie 'Prince' Billy他)と共に『Chloë and the Next 20th Century』を制作。Dave Cerminaraをエンジニア/ミキサーとして起用し、ベーシック・トラックはWilsonのスタジオ、Five Starでレコーディング。ストリングス、ブラス、ウッドウィンズ(木管楽器)は、Dan HigginsやWayne Bergeron等が参加したセッションで、United Recordingsでレコーディングをおこなった。アルバムには「Funny Girl」「Q4」「Goodbye Mr. Blue」「Kiss Me (I Loved You)」他、全11曲が収録される。
●Father John MistyことJosh Tillmanは米メリーランド出身のシンガーソングライター、ギタリスト、ドラマーだ。21才の時にシアトルに移り、音楽活動を開始。CDRで作品を何枚か発表後、Fargo RecordsよりJ. Tillman名義でアルバム『Minor Works』をリリース。その後もソロとしてリリースを続けるも、行き詰まりを感じ、2008年にFleet Foxesに参加。2012年の1月に東京でおこなわれたライヴまで、同バンドのドラマーとした活動した。2012年5月、Sub PopよりFather John Mistyとしてのデビュー・アルバムとなる『Fear Fun』をリリース。このアルバムが大きな評価を獲得し、2015年にリリースされたセカンド・アルバム『I Love You, Honeybear』で世界的なブレイクを果たした。2017年4月にはサード・アルバム『Pure Comedy』をリリース。アルバムは全米&全英でトップ10ヒットを記録(全米10位/全英8位)。第60回グラミー賞でベスト・オルタナティヴ・ミュージック・アルバムとベスト・レコーディング・パッケージにノミネートされ、ベスト・レコーディング・パッケージを受賞した。また、2017年のフジロックフェスティバルで来日。ベストアクトとの呼び声も高い圧倒的なパフォーマンスを披露し、翌2018年2月には初のジャパン・ツアーも行った。また、2018年6月には前作から僅か14か月のスパンで4枚目のアルバム『God's Favorite Customer』をリリース。Weyes Blood等がゲスト参加したアルバムは全米&全英でトップ20ヒットを記録した(全米18位/全英12位)。なお、Josh Tillmanは他のアーティストの作品に参加することも多く、Lady Gagaの「Sinner's Prayer」「Come to Mama」(アルバム『Joanne』収録)、Beyoncéの「Hold Up」(アルバム『Lemonade』収録)等でソングライターとしてクレジットされ、Kid CudiやThe Avalanchesの曲でもフィーチャリングされている。

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2022-03-17 : Father John Misty :
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