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■STELLA DONNELLY | ステラ・ドネリー、8月26日にリリースされるニュー・アルバム『FLOOD(フラッド) 』より、ファースト・シングル「Lungs」をリリース。同曲のビデオも公開。



Stella Donnelly - Lungs (Official Video)


ドネリーは定期的に「着せ替え遊び」をして、本当の自分を抽出する為に様々な顔や人格を使用するが、「Lungs」は子供の視点から書かれている。同曲のビデオはDonnellyとDuncan Wrightの共同監督だ。「アルバム・ジャケットに近いイメージ(Stilt=竹馬)。私が演じる赤い服のキャラクターは、新しい足と責任を持ってベストを尽くし、簡単に見せようとするが非常に不安定な状態にある大人を意味する。このビデオでは、しっかりと自分の足で立ち、正直で、簡単に手出しすることができない子供を讃えたかった。私がどんなにボスであることを主張しようとも、彼らこそが、このビデオの強さと力なの」とDonnellyは語る。振り付けはDonnellyの幼馴染で、Tanner Dance Academyを運営するBillie Tanner、Nikki Tanner、Stevie Tannの姉妹が振り付けを担当。Grace Goodwinは映像制作、セットデザイン、コスチュームを手掛けた。

Lungs
Maybe it’s the last time that I’ll see you
Putting too much salt on the story
It’s not loving if you fake it
There’s a limit to your moves
Warning light, like a child

Don’t watch us when we leave
Won’t let you see us

Stretching out the leather on your wallet
That my lungs are filling up
Long live the asbestos on the rental
Yeah it looks alright to me
Warning light, like a child

Don’t watch us when we leave
Won’t let you see us bleed
Don’t, Won’t.

And we put up with your shit to keep the power on
Take all of your hits like you’re number one
And I see the way you look at my dad and mum
What more from life could you people want
Dig your heels right in my teeth while you wait
For the suits to send me on my way
Big man, proud with your new stripe
I’ll be a child, rest of my life

History again teach me like a friend what you know and why
I cannot refuse, your place, your house, your rules.

あなたに会うのもこれで最後かもしれない
しょっぱすぎるストーリーになっちゃったけど
フリしてるってことは本当は愛してないってことだよね
あなたの行動は制限されてるし
警告ランプが点滅中、子供みたい

私たちが退散する場面は見ないで
私たちの姿を見られたくない

あなたのお財布の革が伸びて広がっていくたびに
私の肺がいっぱいになっていく
アスベストの部屋に賃貸でずっと住んでるけど
イエーイ、っていうか、私的には何の問題もないよ
警告ランプが点滅中、子供みたい

私たちが退散する場面は見ないで
私たちが血を流してる姿を見られたくない
ダメだよ、ぜったいにそんなことさせないから。

電源をオンの状態に保っておくために、あなたのくだらないあれこれに今までずっと耐えてきてるのに
あなたの攻撃をすべて受け止めて、まるであなたが一番みたいに扱ってきたじゃない
あなたがうちのパパとママを見るときのあの目つき
あなたみたいな種類の人間はこれ以上人生に何を望むんだろう?
待ってる間も自分には一切非がないみたいな態度で私に追い打ちをかけるんだね
制服姿の連中が私を追い出しにやって来る
大の男が偉そうに、新しい勲章をひけらかして
私はこれからもずっと子供のままなんだろうね、死ぬまでずっと

過去に起きた場面が友達みたいに再び現れてはこれまでの経緯と理由を説明してくれる
私に拒否できるはずないじゃない、あなたの部屋を、あなたのお家を、あなたのルールを。

対訳: 竹澤彩子






2022.8.26 ON SALE[世界同時発売]

オーストラリアのシンガーソングライター、ステラ・ドネリーのニュー・アルバムが完成。3年半振りとなるセカンド・アルバム『フラッド』、リリース。


■アーティスト: STELLA DONNELLY (ステラ・ドネリー)
■タイトル:FLOOD(フラッド)
■品番:SC432JCD[CD]
■定価:¥2,500+税
■その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Lungs
2. How Was Your Day?
3. Restricted Account
4. Underwater
5. Medals
6. Move Me
7. Flood
8. This Week
9. Oh My My My
10. Morning Silence
11. Cold
※他、日本盤ボーナス・トラックを追加収録

Stella Donnelly - Lungs (Official Video)


●オーストラリアのミュージシャン、Stella Donnellyは2022年8月26日、Secretly Canadianよりセカンド・アルバム『Flood』をリリースする。2019年の『Beware of the Dogs』に続く『Flood』は、Donnellyの再発見の記録であり、数ヶ月にわたる危険な試み、自己反省、そして多くの変遷の産物である。ジャケットのBanded Stilt(ムネアカセイタカシギ)のように、Donnellyは未知の領域に足を踏み入れ、アーティストとしての自分、そして一個人がどれほど豊かな存在になれるかを学んでいるのである。Donnellyは、アルバム制作中に暮らした多くの都市のひとつであるオーストラリアのベリンゲンの熱帯雨林で、バードウォッチングをした。「自分に対する誰かの反応という感覚をなくすことができた。自分がミュージシャンであることを忘れ、ただ存在するちっぽけな存在であることを体感できた」と彼女は語る。ちっぽけな存在であることを再確認し、Donnellyは自分でも知らなかった新たな創造的な井戸を掘り起こすことができた。彼女はベリンゲンを出て国内各地を移動しながら43曲を書き上げた。「見知らぬ土地で曲を作ることが多かった。フリーマントル、ウィリアムズ、ギルディントン、マーガレットリバー、メルボルンと回ったが、どこにいるかわからないことがよくあった。国境が閉鎖され、家族と連絡が取れなくなることで、自分の人生の大切な部分にフォーカスしてしまうことは否定できない」と彼女は振り返る。新たなロケーションでの曲作りは、新たなアプローチも生み出した。バンド・メンバーのJennifer Aslett、George Foster、Jack Gaby、Marcel Tussieとの曲作りは、時に幼稚園での実験的な遊びのようにも感じられた。また、共同プロデューサーのAnna LavertyとJake Webb(Methyl Ethyl)は、スタジオでの無理のない自然さを演出した。Donnellyは、これまでのようにエレキ・ギターで曲を書くことから離れ、ピアノを使用し、アルバムがもつ内省的な流動性と脆弱性を作品に吹き込んだ。「群れの中で見ると錯覚を引き起こすが、単体で見ると特異なアート作品になる」とDonnellyはBanded Stilt(ムネアカセイタカシギ)を評する。『Flood』の各曲はそれ自体が1つのアートだが、その集合体はStella Donnellyのすべてを豊かに共有している。自分のインナー・チャイルド、自己の育成、自身の悪夢・・・、洗いざらいの彼女がこの作品には注ぎ込まれている。彼女が感じるすべてを理解するには海が必要だ。しかし、飛び込む価値は十分にある。
●Stella Donnellyはオーストラリアはパース出身のシンガーソングライターだ。大学で音楽を学んだ後、ソロで活動しながら、Bells RapidsやBoat Showのギタリストとしてもプレイ。2017年にリリースしたシングル「Boys Will Be Boys」でオーストラリアの音楽見本市、Bigsound 2017のリーバイス・ミュージック・アワードを受賞。世界的な注目を集め、Secretly Canadianと契約。2018年にEP『Thrush Metal』、2019年3月にはデビュー・アルバム『Beware of the Dogs』をリリースした。『Beware of the Dogs』は高い評価を博し、ARIA Music Awardsで「Breakthrough Artist」、J Awardsで「Australian Album of the Year」にノミネート。AIR Awardsで「Independent Album of the Year」と「Best Independent Pop Album or EP」を獲得した。フジロックフェスティバル '19で初来日。同年12月におこなわれたジャパン・ツアーは、追加公演も含め、即完した。




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2022-05-10 : Stella Donnelly :
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