■KHRUANGBIN |【 INTERVIEW:Khruangbinのライブに宿る魔法は、どこから生まれるのか?】@CINRANET 昨年11月に3年ぶりの来日を果たしたクルアンビン。メンバー全員参加の最新インタビューがCINRAに掲載。

Khruangbinのライブに宿る魔法は、どこから生まれるのか?https://t.co/aVKmVEKtGw
— CINRA (@CINRANET) March 23, 2023
YMO“Firecracker”のカバーや“Sukiyaki”のメロディーを来日公演で演奏。その背景にあるライブづくりの流儀を3人全員で語り合う。坂本慎太郎へのリスペクト、日本のオーディエンスへのおすすめの音楽についても。

2020.6.26 ON SALE[世界同時発売]
テキサスのトリオ、クルアンビンのサード・アルバムが完成。ほぼ全ての曲でヴォーカルを導入し大胆な深化を遂げた2年振りとなるサード・アルバム『モルデカイ』、リリース。
■アーティスト:KHRUANGBIN(クルアンビン)
■タイトル:MORDECHAI(モルデカイ)
■品番:DOC193JCD
■定価:¥2,400+税
■その他:世界同時発売、日本盤ボーナス・トラック収録、解説/歌詞/対訳付
■発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. First Class
2. Time (You and I)
3. Connaissais de Face
4. Father Bird, Mother Bird
5. If There is No Question
6. Pelota
7. One to Remember
8. Dearest Alfred
9. So We Won’t Forget
10. Shida
※その他、「If there was no question [Karaoke Version]」「Time (you and I) [Karaoke Version]」の2曲を日本盤ボーナス・トラックとして追加収録予定。
Khruangbin - Time (You and I) (Official Video)
●ヒューストンをベースとするトリオ(ベースのLaura Lee Ochoa、ギターのMark Speer、ドラムのDonald “DJ” Johnson)、Khruangbinはニュー・アルバム『Mordechai』をNight Time Storiesの協力のもと、Dead Oceansより2020年6月26日にリリースする。これは高く評価された2018年『Con Todo El Mundo』に続くアルバムで、バンドは、今年の初めには、Leon BridgesとのコラボレーションEP『Texas Sun』もリリースした。アルバムからのリード・シングルは「Time(You and I)」で、同曲のビデオはFelix Heyes & Josh R.R. Kingが手掛けた。
●Khruangbinは常に多言語だ。東アジアのサーフロック、ペルシャのファンク、ジャマイカのダブといった互いに遠く離れた音楽言語を繊細なハーモニーに織り込んでいる。しかし、3枚目のアルバム『Mordechai』では、ほぼ全ての曲でヴォーカルがフィーチャーされている。遊牧民的な放浪のスピリットを失うことなくKhruangbinの恍惚的なサウンドを直接的にエモーショナルな感覚へと向かわせるのは、リスクを伴うほどの大きな変化だが、この全ては彼らがツアーからテキサスへと戻った時に始まった。Khruangbinは『The Universe Smiles Upon You』『Con Todo El Mundo』という2枚の高い評価を獲得したアルバムと共に、南北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアと、2019年の夏まで、3年半近くもツアーを継続。その後、テキサス州バートンの農場にある自身のスタジオに戻り、サード・アルバムの制作をスタートさせたが、一旦、それをスローダウンさせた。その間、Ochoaは、Mordechaiという父親が率いる見知らぬ家族と一緒にハイキングへ行き、悟りを得て生まれ変わった。そして、彼女は沢山の言葉をノートに書き留めた。バンドがアルバムを構成する曲をまとめ始めた時、それぞれの曲の中にヴォーカルだけが満たすことができるスペースを見つけ出し、Ochoaのノートに目が向けられることとなった。以前、Khruangbinは「Friday Morning」や「Cómo Te Quiero」といった曲で歌詞を書いてはいたが、その時とは違い、今回は言うべきことがあるとOchoaは考えていた。そして、実際、その言うべき言葉がアルバムの中で使われた。結果、言葉が鳴り響くようになったことで、サウンドには大きな深みが与えられた。また、パキスタン、韓国、西アフリカの音楽をインドのチャンティング・ボックスとコンゴのシンコペーティッド・ギターに組み込んだようなサウンドは、それ以上に彼らを育ん折衷都市、テキサスをセレブレートする内容となった。この文化的な交流地ではカントリー、ザディコ、トラップ・ラップ、アヴァンギャルド・オペラ等が毎晩聴くことができるのである。テキサスから離れた数年間、Khruangbinのメンバーは水の中で泳いでいるような感覚を持ったことがあった。しかし『Mordechai』によって、彼らは穏やかに水面へと戻り、息を吸い、周り見回し、再び自分自身を見つけることが出来るようになった。これは大きな旅の中で撮られたスナップショットのような作品だ。無常の為、その一瞬が美しい。しかし、その記憶は何度も何度も蘇り、その都度、以前よりも我々に鮮明に語り掛けるのだ。
●世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録
2022.9.23 ON SALE[世界同時発売]
マリのギタリスト、ヴィユー・ファルカ・トゥーレとクルアンビンのコラボレーション・アルバムが完成。ヴィユーの亡き父で、アフリカが生んだ最高のギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレへのオマージュ作『アリ』、リリース。
■アーティスト:VIEUX FARKA TOURÉ & KHRUANGBIN(ヴィユー・ファルカ・トゥーレ&クルアンビン)
■タイトル:ALI(アリ)
■品番:DOC274JCD[CD/国内流通仕様]
■定価:¥2,500 +税
■その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Savanne(サヴァン)
2. Lobbo(ロボ)
3. Diarabi(ディアラビ)
4. Tongo Barra(トンゴ・バラ)
5. Tamalla(タマラ)
6. Mahine Me(マヒニ・ミー)
7. Ali Hala Abada(アリ・ハラ・アバダ)
8. Alakarra(アラカラ)
Vieux Farka Touré et Khruangbin - Tongo Barra (Visualizer)
Vieux Farka Touré et Khruangbin - Savanne (Visualizer)
●Khruangbinとマリのギタリスト、Vieux Farka Touréは、Vieuxの亡き父、Ali Farka Touréに敬意を表して、コラボレーション・アルバム『Ali』をリリースする。Ali Farka Touréは、アフリカが生んだ最も影響力/才能のあるギタリストの一人として、よく知られている。Aliのサウンドは、彼が愛してやまないマリのトラディショナルな音楽スタイルとブルースの要素を融合させたもので、曲は、地元の言語であるソンガイ語、タマシェク語、フラニ語、バンバラ語で歌われる。後に、彼のスタイルは、今では「デザート・ブルース」としてよく知られる画期的な新ジャンルを生み出し、グラミー賞を3回受賞。広くリスペクトされ、「アフリカのJohn Lee Hooker」とも呼ばれるようになった。
●9月23日にDead Oceansからリリースされる『Ali』は、Aliへのオマージュとして、彼の最も印象的な作品のいくつかをリクリエイトし、オリジナルの威厳を維持しながら、異なるサウンドで検証したものだ。アルバムは、1960年9月22日にマリ連邦からマリ共和国が独立したことを記念するマリの祝日「共和国記念日」の翌日にリリースされる。このアルバムでプレイされた曲はVieuxのお気に入りで、Ry Cooderが参加した「Diarabi」のような有名曲から「Alakarra」のような無名の曲まで、Aliのキャリアのさまざまな部分を表現している。Vieuxが父の遺志を継いでKhruangbinを選んだのは当然だ。アモルファスでサイケデリックなファンクを奏でるこのトリオは、世界各地で高い評価を得ており、未開発の国際的な文化や楽曲を明らかにしてきた。「Aliがこの世にもたらした愛を伝えるアルバムとしたい。私が彼に、そして、Khruangbinが彼の音楽に注いでいる愛について。古いものに愛情を注ぎ、再び新しいものにするということだ」と、このコラボレーションについてVieuxは語る。「私たちは、Aliの人生と作品に敬意を表して、このアルバムを作った。より多くの人がAliの音楽的遺産を知るきっかけになることを願っている」とKhruangbinは加える。