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■Alt-J / アルト・ジェイ、セカンド・アルバム『ディス・イズ・オール・ユアーズ』より「レフト・ハンド・フリー」のビデオ(ヴァージョン2)を公開!待望の単独来日公演は2015年1月13日!



alt-J - Left Hand Free (Official Video) 2


★世界的大ヒットとなったデビュー・アルバム『アン・オーサム・ウェイヴ』でブレイクを果たし、待望のセカンド・アルバム『ディス・イズ・オール・ユアーズ』をリリースしたalt-J(アルト・ジェイ)の単独来日公演が決定!

2015年1月13日(火) TSUTAYA O-EAST
OPEN 18:00/ START 19:00 TICKET¥6,000(オールスタンディング・税込)別途1ドリンク
Info: クリエイティブマン | www.creativeman.co.jp 03-3499-6669

★全英1位/全米4位を記録したセカンド・アルバム『ディス・イズ・オール・ユアーズ』好評発売中!






ミリオンセラーを記録しマーキュリー・プライズも獲得したデビュー・アルバム『アン・オーサム・ウェイヴ』に続く
アルト・ジェイのセカンド・アルバム『ディス・イズ・オール・ユアーズ』がついにリリース。


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2014.10.2 ON SALE

アルト・ジェイ
『ディス・イズ・オール・ユアーズ』

■発売元: 株式会社ウルトラ・ヴァイヴ■品番: INFECT200CDJ■定価: ¥2,300 + 税■その他: 解説 / 歌詞 / 対訳付
★初回盤のみリミックス2曲入りボーナス・ディスク付

【収録曲目】
1. Intro / イントロ
2. Arrival in Nara / アライヴァル・イン・ナラ
3. Nara / ナラ
4. Every Other Freckle / エヴリ・アザー・フレックル
5. Left Hand Free / レフト・ハンド・フリー
6.❦ (Garden of England) / ❦(ガーデン・オブ・イングランド)
7. Choice Kingdom / チョイス・キングダム
8. Hunger of the Pine / ハンガー・オブ・ザ・パイン
9. Warm Foothills / ウォーム・フットヒルズ
10. The Gospel of John Hurt / ザ・ゴスペル・オブ・ジョン・ハート
11. Pusher / プッシャー
12. Bloodflood pt.II / ブラッドフラッド・パート・ツー
13. Leaving Nara / リーヴィング・ナラ

★アルバムより「Hunger of the Pine」のビデオを公開中!


★前作は英米で大ヒットを記録!
(英)
*プラチナ・ディスク獲得
*マーキュリー・プライズ獲得
*アイヴァー・ノヴェロ「Album Award」獲得
*ブリット・アワード「British Album of the Year」「British Breakthrough Act」「British Group」ノミネート
(米)
*30万枚近い売り上げを記録(今まで週間の売り上げが1,200枚を切ったことはく、まだ売れ続けている)
*シングルのアメリカでの売り上げを総合すると600,000枚以上
*アルバムはこの年アメリカで一番売れたイギリスの新人バンドの作品
(その他)
*日本:2012年のフジロックフェスティヴァルと2013年のサマーソニックに出演
*オーストラリア:ゴールド・ディスクを獲得
*カナダ:ゴールド・ディスクを獲得

【アルト・ジェイ】
アルト・ジェイは、ミリオンセラーを記録しMercury Prize(マーキュリー・プライズ)を獲得したデビュー・アルバム『An Awesome Wave(アン・オーサム・ウェイヴ)』に続くセカンド・アルバム、『ディス・イズ・オール・ユアーズ』をリリースする。アルバムは、イギリスは9月22日にInfectious Music(インフェクシャス・ミュージック)、北アメリカは9月23日にCanvasback(キャンバスバック)よりリリースされる。

アルト・ジェイは2007年イギリスのリーズ大学の学生であったJoe Newman(ジョー・ニューマン)[guitar/vocals]、Gus Unger-Hamilton(ガス・アンガー・ハミルトン)[keyboards/vocals]、Thom Green(トム・グリーン)[drums]、Gwil Sainsbury(グウィル・セインズベリー)[bass]の4人によって結成された。後にグウィルは脱退し、現在は3人で活動している。当初はFilmsというバンド名だったが、アメリカに同名のバンドが存在していた為、アルト・ジェイに変更。これはアップル社のマックで記号「△」が表示されるキーボードのタイピング順(alt+J)に由来している。フォークからダブステップまで様々な要素が詰まったサウンドに美しいヴォーカルを融合させたサウンドは、時としてFolk Step(フォーク・ステップ)と称される。2011年12月、バンドは英インディ・レーベル、インフェクシャス・ミュージックと契約。Charlie Andrew(チャーリー・アンドリュー)のプロデュースによるEP『△』をリリースする。2012年5月、再びプロデュースにチャーリー・アンドリューを迎え、デビュー・アルバム『アン・オーサム・ウェイヴ』(北米は2012年9月)をリリース。アルバムは地元イギリスでは、2012年のマーキュリー・プライズを獲得。2013年のBrit Awards(ブリット・アワード)ではBritish Album of the Yearをはじめ、British Breakthrough Act、British Groupの3部門にノミネート。また2013年のIvor Novello(アイヴァー・ノヴェロ)のAlbum Awardも獲得した。アルバムはアメリカでも大ヒットを記録。30万枚近い売り上げを記録し、今まで週間の売り上げが1,200枚を切ったことはく、まだ売れ続けている。シングルのアメリカでの売り上げを総合すると600,000枚以上になり、アルバムはこの年アメリカで一番売れたイギリスの新人バンドの作品となった。現在、アルバムは全世界で既に100万枚以上のセールスを記録しており、スポティファイでは200万以上のストリーミングを記録している。日本には2012年のフジロックフェスティヴァルと2013年のサマーソニック出演の為、二度来日している。バンドはよくレディオヘッドと比較されるが、
「僕達は皆、レディオヘッドが好きだ。確実に影響を受けているところはある。ただ、彼等にはキャリアがあるが、僕達はまだアルバム1枚しかリリースしていない。比較されるのは時期尚早だ」とジョーは語っている。

「最初のアルバムを作った時の作業状況はあまりよくはなかったんだ。だから新しいアルバムを作る前、リハーサル・ルームに集まって作業をすることに個人的にちょっとフリーク・アウトしてしまったんだよ。そんな状況で僕らがアルバムの曲を書くなんてイメージできなかったんだ。確かに最初のアルバムを作った時、僕らは無垢だったんだよ。リハーサル・ルームに行くことがまるで自分の会社に出勤するような感じで楽しかったんだ。で、新しいアルバムの制作にあたって、同じ様な感じにならないかな、とちょっと心配していたんだ。この場所を6週間予約したからここで作業をしなくちゃ、みたいな感じにならないかな、ってね」とガスは認める。
バンドがたどり着いた解決方法はハックニーにレンタル・スペースを借りることで、そこで彼らは曲を書いた。
「そこは誰かのフラットと写真家のスタジオを混ぜたようなところだった。とてもリラックスできたんだ。僕ら自身の場所と感じることができたんだよ。机に座っている誰かの横を通りすぎて出勤するような感覚にはならなかったんだ。望めば真夜中にだって作業ができたんだよ」とガスが続ける。
そして彼らはブリクストンにある小さなスタジオに前作『アン・オーサム・ウェイヴ』も手掛けてプロデューサー、チャーリー・アンドリューと共に戻った。
「レコーディングのプロセスをはまり変化させたくなかったんだ。ファースト・アルバムは上手くいった。ロサンゼルスにいってリック・ルービンと仕事をしよう、みたいな感じで金を散財したくはなかったんだ」とガスは語る。
そしてそれは明らかに上手くいったアプローチだった。
「このアルバムは皆に聴かれるアルバムになるだろう、と僕らは明らかに気づいていたんだよ」とジョーはアルバムのメイキングについて言及する。
しかし、統制がとれているのに無秩序で緊張しているのに柔軟でもある「エヴリ・アザー・フレックル」や「チョイス・キングダム」を聴いたとき、聴かれるアルバムになるとバンドが認知していたことが彼らのソングライティングに影響を及ばすことはなかった、と簡単に理解できるだろう。『ディス・イズ・オール・ユアーズ』は断固として挑戦的なアルト・ジェイのアルバムなのだ。

『アン・オーサム・ウェイヴ』がリリースされた時、バンドの音楽が含んだ一見矛盾している二元性は人々を困惑させた。そうした人たちは曲の複雑さだけを聞いて美を聴き逃していたのだ。
「バンドはこのことを理解していたんだ。そしてこれは、僕らが格闘した問題でもある」とジョーは語る。
「良いサウンドを作り上げる為、僕らは本当にハードに働くんだ。同時に本能に任せて作業もしている。本能と統制を持って作業をするのは本当に大変なことなんだ」とジョーは語る。
「しかし両方とも正しいことなんだよ」とガスが付け加える。
「どちらか一方で作業をしたい、というプレッシャーを感じることもある。けど、両方とも必要なんだ」とジョーが続ける。
大学で出会った学生によって結成されたバンドというアルト・ジェイの事実が、複雑で統制のとれたバンド、という認識をおそらく作り上げたのだろう。
「僕はそのことをちょっと心配しているんだ。しばし、皆はそうした事実からバンドのことを考え始めるからね。バンドが作る音とバンド自身が同一であると期待しているんだよ」とジョーは言う。
「ザ・エックス・エックスが絶対にしないこと、みたいな面白いツイッターのハッシュタグがあるんだよ。で、Nobbly Bobbly(アイスクリーム)は食べないし遊園地にもいかない、みたいに書いてるんだ。彼らはシリアスなバンドである、というところから来ているんだろうね。互いにくすぐりあったりはしない。あごに手をあてて考え込み常に黒か白の服しか着ない、みたいなね」とガスが付け加える。
「それは妙に説得力があるね。アーティストの神話みたいなものだよね。いろんな人の期待にこたえるようにしないといけない、と感じるという点でね。いつも『Nuts』を読んでいるのに、それを『New Statesman』の中に隠しているみたいな感じかな」とジョーは言う。
「それ、いつも僕がやっていることだよ」とガスが加える。
バンドがマイリー・サイラスの曲をリード・シングル「ハンガー・オブ・ザ・パイン」で使ったことは、バンドのこうした神話を崩した。マイリー・サイラスは『アン・オーサム・ウェイヴ』に収録された「フィッツプレジャー」を彼女のワールド・ツアーのインタールードに使っていた。彼女はアルト・ジェイの大ファンなのだ。そしてトムはマイリー・サイラスの「4X4」のリミックスをしたい、とアプローチした。リミックスの作業は「ハンガー・オブ・ザ・パイン」を書いていた時と同時期に行われ、マイリーの「I’m a female rebel(わたしは女の反逆者)」というヴォーカル・ラインをサンプリングするというアイデアが浮かんだ時、バンドはそれを躊躇しなかった。
「大きな理由はサウンドが良かったからだよ。つまらない答えかもしれないけど、正直な答えだ。それがマイリー・サイラスの曲だからハッピーじゃないと僕らは言ってるわけじゃない。僕らはOKだったんだ。もしアルト・ジェイとマイリー・サイラスが一緒に雑誌に載っていたら、それは全く意味のないことだよね。けどリミックスをやることによって意味をなすことになったんだ」とトムは語る。

統制は『ディス・イズ・オール・ユアーズ』を表す適当な言葉でもある。バンドがアルバムの中で見せる複雑で多様な要素は、他のミュージシャンの手にかかると、扱いにくく度が過ぎたような結果を生んだかもしれない。コンスタントに新しいレイヤーを加えたり、曲を違った方向に持っていきたくなる欲求は常にあった、とメンバーは三人とも認めている。確かに様々な要素が詰まった「ブラッドフラッド・パート・ツー」や「エヴリ・アザー・フレックル」でも曲のストラクチャーが崩壊することはない。曲に対して責任があるミュージシャンが複雑で多様な要素を加えることに何の抑制もかけなかったことがわかるのだ。
「リスナーが切望し始める前に、適切な量のちょっとした物をリスナーに提供して、リスナーをじらすのが好きなんだ。ちょっと人々をイライラさせるけどね。アイデアを使いすぎないようにしたいんだ。これが唯一の自己検閲だよ。アイデアは与えたいんだけど、それを耳の中に詰め込みたくはないんだ」とジョーは笑う。
「曲をレコーディングする最後の段階で僕らは実際、音をたくさん重ねたよ。ライヴでどう再現しよう、なんて全く心配していなかった。実際、多分ライヴでも問題ない、と思っていた。とにかくやってみようと思ったんだ。もっともっとやってみよう、という姿勢だったんだ。で、後で心配しよう、みたいな感じでね」とガスが加える。
日本の街、奈良についての曲が3曲ある。奈良には公園があり、そこでは鹿が歩き回っている。
「やりたいことをやらせる、といったことの比喩のように感じたんだ。それこそが僕らの持っている自由だと本当に思うんだ。前後に動くかジャンプすることしかできないスーパー・マリオ(ゲーム)と違って、グランド・セフト・オート(ゲーム)では、自由に動き回れる街を持つことができるでしょ。街を動き回れることによって大きな世界にアクセスする権利を持てるんだ。それだけでなく、殴りたい奴も殴れるんだよ」とジョーは言う。
「からかってるわけではないよ。君を賞賛して笑っているんだ」とガスは笑いをこらえている。
歌詞的にはアルバムの中で暗示的な内容と感覚的な内容なもののバランスがうまくとれている。コナー・オバースト(ブライト・アイズ)、リアン・ラ・ハヴァス、Sivu、マリカ・ハックマンのヴォーカルをフィーチャーした「Warm Foothills」は後者のよい例だろう。





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