■The Bird And The Bee / ザ・バード&ザ・ビー、8月5日発売のニュー・アルバム『レクリエーショナル・ラヴ』より「ウィル・ユー・ダンス?」のアコースティック・セッションを公開!

The Bird and the Bee - Will You Dance? (Acoustic Session)

2015.8.5 ON SALE
ヴォーカリストのイナラ・ジョージとサウンド・プロデューサーのグレッグ・カースティンによるLAのエレクトロ・ポップ・ユニット、ザ・バード&ザ・ビー。約5年振りとなる4枚目のアルバム『レクリエーショナル・ラヴ』が完成。
THE BIRD AND THE BEE
“RECREATIONAL LOVE”
ザ・バード&ザ・ビー『レクリエーショナル・ラヴ』
■品番:OTCD-4800■定価:¥2,300+税■その他:解説/歌詞/対訳付
★日本盤ボーナス・トラック2曲収録
【収録曲目】
1. Young And Dumb / ヤング・アンド・ダム
2. Recreational Love / レクリエーショナル・ラヴ
3. Will You Dance? / ウィル・ユー・ダンス?
4. Runaway / ランナウェイ
5. Please Take Me Home / プリーズ・テイク・ミー・ホーム
6. Jenny / ジェニー
7. Los Angeles / ロサンゼルス
8. Doctor / ドクター
9. We’re Coming To You / ウィーア・カミング・トゥ・ユー
10. Lovey Dovey / ラヴィ・ダヴィ
11. Undone / アンダン*
12. Will You Dance? (Robert DeLong Remix) / ウィル・ユー・ダンス?(ロバート・デロング・リミックス)*
*日本盤ボーナス・トラック
The Bird and the Bee - Will You Dance?
●ザ・バード&ザ・ビーは4枚目のアルバム『レクリエーショナル・ラヴ』をリリースする。前作から約5年もの月日が流れたが、この間、二人はそれぞれの音楽活動で多忙であった。イナラ・ジョージはインディ・フォークのスーパーグループ、リヴィング・シスターズで活動を行い、第52回グラミー賞(2010年1月)で最優秀プロデューサーにもノミネートされたグレッグ・カースティンは、リリー・アレン、Sia、チャーリーXCX他のプロデュースを行ったりしていた。
●『レクリエーショナル・ラヴ』は、2009年の『ナツカシイ未来』以来のバンドのオリジナル曲によるアルバムとなるが、2010年のカヴァー・アルバム『プライベート・アイズ~トリビュート・トゥ・ホール&オーツ』に近い要素を持った作品である。彼らは『プライベート・アイズ~トリビュート・トゥ・ホール&オーツ』の制作でアレンジの大切さを再認識し、当作では、バンドの初期の特徴でもあった音のレイヤーを取り除き、まるでメロディが透けて見えるようなサウンドを作り上げた。またトーキング・ヘッズやスティーヴィー・ワンダーからの影響下、リズムはより複雑で細やかなものとなった。
●「ちょっとやってみるのが怖いな、と思うようなことをやってみたんだ。どれぐらいできるか試してみよう、という自由を持てたのは素晴らしいことだったよ」とグレイグが語る『レクリエーショナル・ラヴ』は2015年の夏にワールド・ワイドでリリースされる。
【クレジット】
THE BIRD AND THE BEE are Inara George & Greg Kurstin.
Inara George – Vocals
Greg Kurstin – All Instruments
With help from our friends:
Aaron Redfield – Drums on “Will You Dance?” “Doctor”
Karl Denson - Saxophone on “Doctor”
Alex Lilly, Wendy Wang, Samantha Sidley - background vocals on “Recreational Love” “Will You Dance?” “Runaway” and “We’re Coming To You”
All songs written by Inara George and Greg Kurstin (Inara Music / EMI April Music, Inc. (ASCAP), Kurstin Music / EMI April Music, Inc. (ASCAP))
Engineered by Greg Kurstin and Alex Pasco, additional engineering by Julian Burg and Jesse Shatkin at Echo Studio, Los Angeles, CA
Mixed by Greg Kurstin at Echo Studio, Los Angeles, CA
Mastered by Emily Lazar at The Lodge, assisted by Rich Morales
Produced by Greg Kurstin
【RECREATIONAL LOVE】
ザ・バード&ザ・ビーは4枚目のアルバム『レクリエーショナル・ラヴ』をリリースする。こんなに新作のリリースまでに時間がかかるとは思わなかった、とイナラ・ジョージが語る通り、二人はそれぞれの音楽活動で多忙であった。イナラはインディ・フォークのスーパーグループ、リヴィング・シスターズで歌い、第52回グラミー賞(2010年1月)で最優秀プロデューサーにもノミネートされたグレッグ・カースティンは、リリー・アレン、Sia、チャーリーXCX他のプロデュースを行ったりしていた。そして或る金曜の朝、最近のレトロ・ポップのアイデアをまとめる為に、二人はグレッグのスタジオで会った。こうして、ポップスにリズム・アンド・ブルースの暖かいグルーヴを施した新作『レクリエーショナル・ラヴ』が完成したのだ。
『レクリエーショナル・ラヴ』は、2009年の『ナツカシイ未来』以来のバンドのオリジナル曲によるアルバムとなるが、2010年のカヴァー・アルバム『プライベート・アイズ~トリビュート・トゥ・ホール&オーツ』に近い要素を持った作品である。
「『プライベート・アイズ~トリビュート・トゥ・ホール&オーツ』の制作は、まさにホール・アンド・オーツ大学を卒業するようなものだった。彼らの曲のアレンジがいかに素晴らしいかを学べたんだよ」とグレッグは語る。『レクリエーショナル・ラヴ』では初期のザ・バード&ザ・ビーの特徴でもあった音のレイヤーが取り除かれ、まるでメロディが透けて見えるようなサウンドとなったのだ。また複雑で細やかなリズムは、トーキング・ヘッヅやスティーヴィー・ワンダーからの影響も感じさせる。アルバムはEmily Lazarによってマスタリングされた。EmilyはSiaの「Chandelier」でグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーに初めてノミネートされた女性のマスタリング・エンジニアでもある。
情熱と遊び心を音楽制作に取り入れることこそがザ・バード&ザ・ビーの中心に常にあった。2005年のイナラのソロ・デビュー・アルバム『All Rise』でグレッグがプレイしたことにより2人は出会った。
「彼女に会った時、僕は自分の人生の新しいチャプターを進み始めたように感じたんだ。彼女は僕が好きな音楽の言葉を知ってるんだよ。ブラジリアン・ミュージックとかジャズとかね。そして彼女はユニークで美しいスタイルで歌う。最終的に彼女と働くことになったのは素晴らしいことだったよ。さもなければ、こうした種類の音楽を作ることはなかったからね」とグレッグは語る。2007年のデビュー・アルバム『ザ・バード&ザ・ビー』は「ボサノバとビーチ・ボーイズを結合させた新しいポップ」とEntertainment Weeklyに評された。二人はそれぞれの音楽活動も同時におこなっていたが、ザ・バード&ザ・ビーは彼らのクリエイティビティの出口となり続けた。2009年のセカンド・アルバム『ナツカシイ未来』はラグタイム・ポップや70年代スタイルのバラードぼ要素を取り入れ、バンドの音楽性を広げることとなった。そして先の2010年のサード・アルバム『プライベート・アイズ~トリビュート・トゥ・ホール&オーツ』へと続いていく。
「『レクリエーショナル・ラヴ』では、ちょっとやってみるのが怖いな、と思うようなことをやってみたんだ。どれぐらいできるか試してみよう、という自由を持てたのは素晴らしいことだったよ」とグレイグは語る。こうした実験的な要素は、バンドのミュージシャンとしての優雅さによって上手く調理され、作品に違和感なく溶け込んでいる。しかし、二人の音楽的なパートナーシップのエネルギーの放射を『レクリエーション・ラヴ』は遮ることはない。
「私たちは何かを実現する為に互いに依存したりはしないの。私たちが一緒にやる時は、その必要性を感じた時だけ。一緒に音楽を作り始めた時からこれは自然なことだった。今でもそう感じている」とイナラは語る。
【THE BIRD AND THE BEE / バイオグラフィー】
ザ・バード&ザ・ビーはグレッグ・カースティン(Greg Kurstin)とイナラ・ジョージ(Inara George)によって2005年にロサンゼルスで結成されたエレクトロ・ポップ・ユニットだ。マルチインストゥルメンタリストであるグレッグは、幼いころからジャズ・ピアノの神童として評判で、ピアニストのジャッキー・バイアードのもとニュー・ヨークで学んでいた。その後ロサンゼルスへ戻り、リリー・アレン、Beck、Sia、P!nk、ビヨンセ、ケイティ・ペリー、カイリー・ミノーグ他と仕事をおこない、プロデュースや曲作り等を行ってきた。プロデューサーとしての彼の手腕は高く評価されおり、第52回グラミー賞(2010年1月)では最優秀プロデューサーにノミネートもされている。イナラは70年代に活躍したサザン・ロック・バンド、リトル・フィートのフロントマンだったローウェル・ジョージの娘として、音楽一家で育った。ロサンゼルスのいくつかのバンドに参加した後、2005年にソロ・アルバム『All Rise』をリリース。そのアルバムの制作時にプレイヤーとして参加していたグレッグと出会い、ザ・バード&ザ・ビーの結成に至った。ザ・バード&ザ・ビーは現在まで3枚のアルバムをリリース。2007年のデビュー・アルバム『ザ・バード&ザ・ビー(The Bird And The Bee)』はアヴァン・ポップの傑作と評され、日本でも収録曲「アゲイン&アゲイン」がラジオで大量オンエア。ヒットを記録した。2009年のセカンド・アルバム『ナツカシイ未来(Ray Guns Are Not Just The Future)』には、コーネリアスとのコラボレーション曲で日産自動車「MOCO」のCMにも使用された「ハート&アップル」他も収録。こちらも話題となった。2010年リリースのサード・アルバム『プライベート・アイズ~トリビュート・トゥ・ホール&オーツ(Interpreting the Masters Volume 1: A Tribute to Daryl Hall and John Oates)』はホール&オーツのトリビュート企画盤で、秀逸なアレンジを効かせたカヴァー集である。