■Wild Nothing | ワイルド・ナッシングのニュー・アルバム『インディゴ』、好評発売中です。日本盤はボーナス・トラッック&解説/歌詞/対訳付。

2018.8.31 ON SALE[世界同時発売]
ジャック・テイタムによるドリーム・ポップ・バンド、ワイルド・ナッシングのニュー・アルバムが完成。80年代のサウンドにインスパイアされた4枚目のアルバム『インディゴ』、キャプチャード・トラックスよりリリース。
プロデュース:ホルヘ・エルブレヒト(ヴァイオレンス、アリエル・ピンク、ギャング・ギャング・ダンス、ジャパニーズ・ブレックファスト)

■アーティスト:WILD NOTHING(ワイルド・ナッシング)
■タイトル:INDIGO(インディゴ)
■品番:OTCD-6463
■定価:¥2,300+税
■その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラックとして全曲のインストゥルメンタル・ヴァージョンを収録
■発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Letting Go / レッティング・ゴー
2. Oscillation / オシレイション
3. Partners In Motion / パートナーズ・イン・モーション
4. Wheel of Misfortune / ホイール・オブ・ミスフォーチュン
5. Shallow Water / シャロー・ウォーター
6. Through Windows / スルー・ウィンドウズ
7. The Closest Thing To Living / ザ・クローゼスト・シング・トゥ・リヴィング
8. Dollhouse / ドールハウス
9. Canyon on Fire / キャニオン・オン・ファイア
10. Flawed Translation / フロード・トランスレーション
11. Bend / ベンド
12. Letting Go (Instrumental) / レッティング・ゴー(インストゥルメンタル)*
13. Oscillation (Instrumental) / オシレイション(インストゥルメンタル)*
14. Partners In Motion (Instrumental) / パートナーズ・イン・モーション(インストゥルメンタル)*
15. Wheel of Misfortune (Instrumental) / ホイール・オブ・ミスフォーチュン(インストゥルメンタル)*
16. Shallow Water (Instrumental) / シャロー・ウォーター(インストゥルメンタル)*
17. Through Windows (Instrumental) / スルー・ウィンドウズ(インストゥルメンタル)*
18. The Closest Thing To Living (Instrumental) / ザ・クローゼスト・シング・トゥ・リヴィング(インストゥルメンタル)*
19. Canyon on Fire (Instrumental) / キャニオン・オン・ファイア(インストゥルメンタル)*
20. Flawed Translation (Instrumental) / フロード・トランスレーション(インストゥルメンタル)*
21. Bend (Instrumental) / ベンド(インストゥルメンタル)*
*日本盤ボーナス・トラック
●ロサンジェルスをベースに活動するJack Tatumのプロジェクト、Wild Nothingは4枚目のアルバム『Indigo』を8月31日にCaptured Tracksよりリリースすることを、シングル「Letting Go」と北米ツアーと共に発表した。
●『Indigo』の制作にあたり、Jack Tatumはシナジー効果を狙って、「人」と「機械」を大胆に使い分けた。曲を書く際にはギターやキーボード、そしてプラグインやプログラムが搭載されたボックスを使用し、後々、ライヴ・バンドとスムーズにレコーディングができるよう、かなり完成された詳細なデモを作り上げた。これは、昨今の同類のバンドのトレンドとなっている荒いサウンドに相反する1980年代の影響を感じさせるクリアで明るいサウンドを作り上げる為でもあった。
「クラシックなスタジオ・レコーディングに聴こえるようにしたかったんだ。僕は自分の音楽がどのように年をとっていくのか、と考えたりするんだ。これは、タイムレスという考え方とは違ったものだ。そして『Indigo』がタイムレスではないのなら、少なくとも、それは時間軸の外側にあるものだ」とJack Tatumは語る。
Jack TatumはSunset Sound Studioを4日間ブッキングし、ライヴ・レコーディングを行う為にドラマーのCam AllenとギタリストのBenji Lysaghtを雇い入れた。ベースはJack Tatum自身がプレイした。その後、プロデューサーのJorge Elbrecht(Ariel Pink、Gang Gang Dance、Japanese Breakfast)とJack Tatumは、Jack Tatumのデモから新しいパーツを加えて、サウンドを再利用し、アルバムを最終的に仕上げていった。二人はコロラド州デンヴァーで10日間をかけてアルバムをミックスし、ロサンジェルスにあるJack Tatumのスタジオ、Glassell Park Studioで更に磨きをかけた。
●世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラックとして全曲のインストゥルメンタル・ヴァージョンを収録
Wild Nothing // Letting Go (Official Audio)
【Wild Nothing | ワイルド・ナッシング】
Wild NothingはヴァージニアのブラックスバーグでJack Tatumによってはじめられたドリーム・ポップ・バンドだ。バンドと言ってもJack Tatumしか在籍していないワンマン・バンドで、2009年の夏頃からWild Nothing名義でレコーディングはおこなわれている。当時のC86の再評価のムーヴメントの中、Jack Tatumのケイト・ブッシュのカヴァー「クラウドバスティング」はインディ・ミュージックのサークルの中で大きな話題となり、結果、Wild Nothingはブルックリンのレーベル、キャプチャード・トラックスと契約。2枚のシングルを経て、2010年、デビュー・アルバム『Gemini』をリリースした。『Gemini』は2010年の夏のカルト・ポップ・レコードとなった。このアルバムは、夏の幼少期の切望が軸となったアルバムだった。そこには、即座に二分する不安と気まぐれなパラノイアが流れている。Jack Tatumによってホーム・レコーディングされた80年代のインディ・ポップをルーツに持つこの作品は、インターネットを通して、瞬く間に人気を獲得することになった。アルバムは同年のピッチフォークの年間ベスト・アルバムの1枚にも選ばれ、評論家からも極めて高い評価を獲得。『Gemini』は、ポップ・ミュージックに対する独自の技法を持つJack Tatumの未来を約束するアルバムとなったのだ。2012年にリリースされたセカンド・アルバム『Nocturne』は、ベッドルームでのレコーディングからスタジオでのレコーディングに移行した作品で、Jack Tatumが考えるポップ・ミュージックの理想世界の窓となるアルバムとなり、彼の個性を普遍のポップへと昇華させた作品となった。『Nocturne』は各国で大きな評価を獲得。iTunes、Under The Rader、Obscure Sound、Urban Outfitters、The 405他、各メディアは2012年のベスト・アルバムの1枚に同作品を選出。ミシェル・ウィリアムズ(『マリリン 7日間の恋』『ブルーバレンタイン』『ブロークバック・マウンテン』)を起用したヴィデオ「パラダイス」も大きな話題を呼んだ。2016年2月にはサード・アルバム『Life Of Pause』をリリース。この『Life Of Pause』のレコーディングはロサンジェルスとストックホルムで数週間にわたっておこなわれた。プロデューサーはデヴェンドラ・バンハート、ビーチウッド・スパークス、オ・ルヴォアール・シモーヌ他を手掛けたThom Monahanで、Peter, Bjorn and Johnのドラマー、John Ericsson、スウェーデン放送交響楽団のPelle Jacobsson、伝説のシューゲイザー・バンド、Medicineのギタリスト、Brad Laner等もレコーディングも参加した。アルバムはビルボードのチャートにもランクインし、変わらぬ高い評価を獲得した。尚、『Gemini』は、先ごろPitchforkの「The 30 Best Dream Pop Albums」の25位に選出された。

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2018-09-10 :
Wild Nothing :
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